評価基準とその考え方
INDEX
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W.1 利用者やその家族等への支援
/ W.2 快適な環境づくり /
W.3 安心と安全の確保
.サービスの適切な実施
.2 快適な環境づくり
.2.1 快適な生活空間(居室)の整備に配慮している。
A)
次の取組の全てを実施している。
□
生活空間の整備には、利用者の意向を反映している。
□
生活空間のプライバシーに配慮している。
B)
Aの取組の一部は実施している。
C)
Aの取組のいずれも実施していない。
[ポイント]
利用者一人ひとりの願いや好みが尊重される生活を保障するため、生活空間に対して抱いている思いや希望の聴取、並びにそれに基づく改善等の取組を評価する。
利用者一人ひとりの生活空間に、プライバシー保護を意図していることを評価する。
相部屋の場合においては、カーテンやついたてを設けているようなことは当然のこととして、よりプライバシーを保護するための取組を評価する。
職員の配慮や工夫により対応できるものを評価し、施設の構造的・規模的
あるいは経済的に解決が不可能なことは評価の対象としない。
[事 例]
「利用者の意向を反映した生活空間の整備」例
今までは衣類庫に一括して保管、管理していた利用者の衣類を、それぞれの利用者の居室に収納庫を設置し、利用者自らが衣服等を選ぶことができるように環境の整備を行った。
同室者に迷惑にならない程度で、仏壇の持ち込みを認めるようになった。
ある痴呆性老人の居室の隅には観葉植物が置いてあったが、トイレだと思って排泄してしまうことがわかったので、居室内の配置換えを行った。
「生活空間のプライバシーに配慮」例
身の回りのものを自己管理(施錠等)できるスペースが確保されている。
居室内が家具によって区切られているほか、カーテンで囲むことができる。
[用 語]
生活空間: 通常は居室を指すが、相部屋などの場合には利用者個人のスペースを指す。
[非 該 当]
訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・訪問リハ
通所介護・通所リハ
居宅介護支援・福祉用具貸与
.2.2 快適な食事環境の整備に配慮している。
A)
次の取組の全てを実施している。
□
定期的に利用者の嗜好や喫食状況を把握するなど、献立に配慮している。
□
食事を楽しむことができるような雰囲気への工夫をしている。
B)
Aの取組の一部は実施している。
C)
Aの取組のいずれも実施していない。
[ポイント]
献立表がよく見える場所に掲示されている。
栄養摂取量の配慮は当然のこととして、嗜好をメニューに反映するための工夫や代替食の対応状況(実際のメニューへの反映)等の工夫について評価する。
食事は日常生活のなかでの楽しみであり、安心した生活をするための糧となるものであるため、雰囲気づくりへの配慮が必要となる。
食事の場の採光、温度・湿度等の調節や料理に合った食器選び、盛りつけの工夫などで目でも楽しむことのできるような配慮等を評価する。
職員が態度に余裕をもち、利用者がゆっくり食事できるよう意識することも必要となる。
季節感のある材料を採り入れたり、郷土の季節料理を用意することや、食事場所を変える等、変化のある食事の提供も必要となる。
[事 例]
嗜好調査や残食(菜)調査などの結果をふまえて食事メニューやごはんの炊き加減等に利用者に希望を取り入れる。
食べ物の素材だけではなく、調理方法や味付けの好みを喫食状況により把握する。
「食事を楽しむことができる工夫」
食事をする部屋にふさわしい雰囲気づくり(テーブルに花を生ける、観葉植物を置く、BGMを流す、明るい色のエプロンを着用する など)
食欲や体調等に応じた量の加減
残さず食べることの強要や偏食の強制等の過度の食事指導の抑制
カフェテリア方式や戸外での食事等、様々な食事スタイルによる変化
利用者の相性に合わせた席順の配置 など
[用 語]
定期的: あらかじめ定められた時期(期間の長短は問わない。)によるものを指す。
喫食状況: 食事の摂取量や食欲、好き嫌いといった食事時の様子を指す。
[非 該 当]
訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・訪問リハ
居宅介護支援・福祉用具貸与
.2.3 郵便や電話などの通信機会を確保している。
A)
次の取組の全てを実施している。
□
郵便や電話などを利用したい時に、いつでも利用できる工夫をしている。
□
郵便や電話などの利用時のプライバシーに配慮している。
B)
Aの取組の一部は実施している。
C)
Aの取組のいずれも実施していない。
[ポイント]
電話や郵便等の利用が職員に気兼ねなくできることを評価する。
時間帯(早朝・深夜帯)による制限や、利用者一人ひとりのサービス提供の目標を達成するために必要な個別の制限については、「いつでも」という評価には含まない。
利用者の電話を職員が聞くことのできないように、職員詰所と電話の設置場所を離したり、個室化する等の配慮が必要となる。
[用 語]
便せんや封筒、切手類を自由に購入でき、また自由に投函できる設備等を工夫している。
自室に電話やファクシミリを設置している。
[非 該 当]
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通所介護・通所リハ
居宅介護支援・福祉用具貸与
.2.4 利用者の生活の範囲を地域へ広げるための取組を行っている。
A)
次の取組の全てを実施している。
□
地域の公共機関や店舗の利用、行事への参加などの機会を確保している。
□
生活マップの作成など、施設周辺の地域情報を利用者が得られるようにしている。
□
取組への協力が得られるよう、地域へ働きかけている。
B)
Aの取組の一部は実施している。
C)
Aの取組のいずれも実施していない。
[ポイント]
施設の利用者の生活が施設内にとどまることのないように配慮し、施設の所在する地域を生活圏として捉えることが必要となる。
心身に重い障害を持った入所者であっても、地域社会の一員として施設内の行事や地域の催しなどにできるだけ参加できる機会を持つことがケアの大切な一手法であることを考慮しての取組を評価する。
地域の行事等への参加を促すだけではなく、利用者への情報提供による自由な参加を促すことも必要となる。
地域住民が参加する施設行事を開催することは評価の対象とする。
[事 例]
地域の公民館等で実施される文化行事の予定を施設内に掲示し、あらかじめ利用者に情報提供をした上で、希望者を募り参加している。
図書館へ行って図書の借り入れやビデオ鑑賞をする。
[用 語]
公共機関: 図書館、体育館、公民館等を指す。
地域への働きかけ: サービス利用者の生活範囲の拡大や、その利便性を高めることを目的として行われる取組を指す。
[非 該 当]
訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・訪問リハ
通所介護・通所リハ
居宅介護支援・福祉用具貸与
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